宇宙飛行士・野口聡一さんが子どもたちの質問に回答!

宇宙飛行士・野口聡一さんの写真

2023年4月7日(金)公開の映画『イントゥ・ザ・ネイチャー』のプレミア試写会に宇宙飛行士・野口聡一さんが登場! 子どもたちの質問にも答えてくれました!『キッズイベント』も試写状をプレゼントしたのですが、楽しんでくれたかな?

野口聡一さんがナレーション初挑戦!
アメリカの絶景28ヵ所を40分で巡る冒険の旅

IMAX®カメラによる大迫力の臨場感で自然界を映し出すネイチャードキュメンタリー映画『イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること』のプレミア試写会が2023年4月3日(月)グランドシネマサンシャイン池袋で行われ、本作でナレーションに初挑戦した宇宙飛行士の野口聡一さんが舞台挨拶に登場! ナレーション初挑戦の感想、宇宙人にオススメしたい大自然スポット、映画の見どころ、そして子どもたちからの質問に答えてくれました!

【映画紹介】『イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること』2023年4月7日(金)よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか、IMAX®にて公開!

ネイチャードキュメンタリー映画『イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること』の画像

ネイチャードキュメンタリー映画『イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること』(アラスカ州/チャガック国立森林公園)

ナレーションのオファーが舞い込んだ際には「そんなことを僕がやっていいの?」と戸惑ったものの、アフレコ収録は映画の世界に入り込みながら楽しんだそう。苦労した点については「オリジナル版ナレーションが俳優のモーガン・フリーマンさんで、とても素晴らしくて、それを聞きながら吹替えるのはプレッシャーでしたし、日本語に翻訳したものを画に当てはめようとすると言葉が長くて、早く喋らなければならないのは苦労しました」と振り返りました。



// <![CDATA[
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
// ]]>

アフレコでは原本を大切にしつつも「ロケットの打ち上げや国際宇宙ステーション(ISS)、宇宙遊泳のシーンなどでは、自分が実際に見て感じたことに近い言葉に変えてもらいました」と、実際に宇宙に行った経験を持つ宇宙飛行士にしかできない、自身の体験を反映したセリフの追加やアドリブも加えたそう。

宇宙飛行士・野口聡一さんの写真

「とても素敵な声なのでナレーション初挑戦とは思えませんでした」に、「はい。いい声だとよく褒められます」と会場に笑いを起こしていました

水先案内人として劇中に登場するジョン・へリントン氏は、偶然にも同じ時期に宇宙に行った宇宙飛行士としての同志。「私が1996年に宇宙飛行士に選ばれ、ヒューストンに行ったときに彼も同じように選ばれ、同じ訓練をし、同じ時期に宇宙に行きました。映画の日本公開にあたり、このようにお手伝いができるとは不思議な縁を感じます。彼の姿を見て相変わらず元気だなと嬉しかった」と、当時を思い出し懐かしみました。

ネイチャードキュメンタリー映画『イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること』の画像

水先案内人のひとりとして出演しているジョン・へリントン飛行士は、同じ時期に宇宙に行った宇宙飛行士としての同志(写真は映画『イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること』ニューメキシコ州/ア・シ・スレ・パ原生地域)

宇宙人にオススメの大自然スポットは?
宇宙人よりもまずは多くの地球人に観てほしい!

本作は、日本ではあまり知られていないアメリカの大自然と人間のつながりに焦点をあてたドキュメンタリー映画。宇宙のどこかにも地球のような大自然が広がり、人のような存在がいる可能性はあるのだろうか?

「それはあり得ますね」と即答する野口聡一さんは続けて「僕らがいる銀河系だけでも太陽のような星が2,000億個あると言われているので、高度な知性を持った生命体や広大な自然を有した星があればいいなという気持ちです」と期待を込めていました。

また宇宙人にオススメしたい大自然スポットについては「アメリカというとニューヨークやロサンゼルスを思い浮かべがちですが、有名でなくても素晴らしい景色があります。この映画にもアラスカの美しい海や自然が織りなす奇跡のようなシーンが映し出されるので、宇宙人よりもまずは多くの地球人に地球の素晴らしさを知ってほしいですね」と、地球人に呼び掛けました。

宇宙飛行士・野口聡一さんの写真

「アフレコは小さいモニターでしたし、私もまだ大きなスクリーンで観ていません。映画公開中に一観客として楽しみたいと思います」と野口聡一さん。もしかしたら隣に座っているかもしれませんよ

子どものうちにチームでの活動を
宇宙で “生きている地球” の姿に感動!

会場に詰め掛けた子どもたちとのQ&Aも実施。「子どものうちにやっておいた方がいいことは?」という質問に「チームスポーツなど、大勢の友だちと一緒に行う経験をしておくといいかなと思います。大人になっても自分ひとりでできることは限られるので、体を動かすスポーツに限らず、合唱でもブラスバンドでも、eスポーツでも、チームでひとつの目標に向かってがんばる経験をしておくといいと思います」。

「宇宙で感じたことは?」との質問には「生きている地球の姿には本当に感動しました。当然だと思うかもしれませんが、地球は回っているんです。僕が宇宙飛行士になりたての新人のころ、先輩宇宙飛行士の毛利守さんが『地球って本当に回っているんだよ』とおっしゃっていて、『変なこと言っているな』と思いましたが、自分も宇宙に行って回っている地球を見ると、“本当に回っているんだ!” と感動しましたし、太陽の当たり方、雲の動きやオーロラなどでいろいろな表情を見せてくれて、一瞬として同じ姿がないんです。まさに “生きている地球” と感じました」と、宇宙で見た地球の美しさを教えてくれました。

宇宙飛行士・野口聡一さんの写真

たくさんの子どもたちも試写を楽しみました。野口聡一さんへの質問にもたくさんの手があがりました

さらに「もう一度宇宙に行きたい?」との質問に「もう一度行きたいですね。これまで3回宇宙に行きましたが、時代によって宇宙船もできることも変わっていくので、宇宙に行くたびに違う経験をすることができます」と、毎回異なる楽しみがあったそう。さらに「今日、宇宙飛行士選考試験に合格した米田あゆさんがJAXAに初出社したことがニュースになっていましたが、米田あゆさん、諏訪理さんら新人宇宙飛行士にも早く宇宙に行って、宇宙を楽しんでほしいなと思います。会場にいる小さなお友だちも、ぜひ早く宇宙に行けるといいなと思っています」と、宇宙飛行士になる夢を持つ子どもたちにエールを送りました。

最後に野口聡一さんは「この映画は、大きなスクリーンでアメリカの大自然を感じ、大自然って素晴らしいな、行ってみたいなという気持ちにさせてくれます。コロナ禍で海外に行けなかった人も多いと思うので、この映画でアメリカ旅行を楽しんでください。そしていつか実際にその目で見て体で感じてほしいですね」。

映画『イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること』は、2023年4月7日(金)よりグランドシネマサンシャイン 池袋ほか、IMAX®にて公開!

じょうほうはコチラから: キッズイベント
宇宙飛行士・野口聡一さんが子どもたちの質問に回答!

関連記事

  1. 第7回東京パズルデー2019 in 横浜

  2. 特別展「昆虫」に行ってきた!

  3. コロナからの復活祭

  4. デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING

  5. ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図…

  6. ドリームワールド〜こどもとゆめとくうそうのせかい

  7. 映画『グリンチ』オリジナル帽子プレゼント!

  8. 野口聡一の「“夢の実現は夢じゃない” 夢をかなえる魔法のレシピ」

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。