曽我蕭白《雪山童子図》紙本着色 一幅 169.8×124.8cm 明和元年（1764）頃 三重・継松寺
奇想天外な発想に満ちた
江戸絵画の魅力を紹介！
江戸時代の奇想画家8名、岩佐又兵衛、狩野山雪、白隠慧鶴、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、鈴木其一、歌川国芳の代表作が勢揃いする「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」が、2019年2月9日（土）〜4月7日（日）まで、東京・上野の東京都美術館で開催します。
歌川国芳《宮本武蔵の鯨退治》大判錦絵三枚続 弘化4年（1847）頃 個人蔵
「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」は、1970年に刊行された美術史家・辻惟雄氏（1932年〜）による『奇想の系譜』に基づく、江戸時代の「奇想の絵画」の決定版。『奇想の系譜』で取り上げた岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳の6名に、白隠慧鶴、鈴木其一を加えた8名の代表作を一堂に会し、豊かな想像力、奇想天外な発想に満ちた江戸絵画の魅力を紹介します。現代の目を通した新しい「奇想の系譜」を発信します。
狩野山雪《梅花遊禽図襖絵》紙本金地着色 四面 各184.0×94.0cm 寛永8年（1631） 京都・天球院 重要文化財
【見どころ】
① 江戸時代の奇想画家8名の代表作が勢揃い！
岩佐又兵衛、狩野山雪、白隠慧鶴、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、鈴木其一、歌川国芳。自由で斬新な個性を発揮した画家の系譜をたどります。
② 新発見、初公開の作品に注目
若冲《梔子（くちなし）雄鶏図》《鶏図押絵貼屏風》や、芦雪《猿猴弄柿（えんこうろうし）図》など、新発見や初公開の作品が多数出品！
③ 海外からの出品も多数、そして初の里帰り作品も
著名なプライス・コレクションから若冲、芦雪、其一の優品が出品！ そして米国・キャサリン＆トーマス・エドソンコレクションより、其一の《百鳥百獣図》が初の里帰りを果たします。
伊藤若冲《象と鯨図屏風》（左隻）紙本墨画 六曲一双 各159.4×354.0cm 寛政9年（1797） 滋賀・MIHO MUSEUM
伊藤若冲《象と鯨図屏風》（右隻）紙本墨画 六曲一双 各159.4×354.0cm 寛政9年（1797） 滋賀・MIHO MUSEUM
伊藤若冲《紫陽花双鶏図》絹本着色 一幅 139.4×85.1cm 江戸時代中期（18世紀） 米国・エツコ＆ジョー・プライスコレクション
※ただし、2019年2月11日（月・祝）、4月1日（月）は開室
金曜日、2019年3月23日（土）、30日（土）、4月6日（土）は20：00まで
※入室は閉室の30分前まで
小学校高学年（4、5、6年生）
中学生・高校生
大人
・東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅 7番出口より徒歩10分
・京成電鉄「京成上野」駅 より徒歩10分
・大学生・専門学校生：1,300円（1,100円）
・高校生：800円（600円）
・65歳以上：1,000円（800円）
・中学生以下：無料
※（ ）内は前売券、団体券（団体割引の対象は20名以上）
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方（1名まで）は無料、いずれも証明できるものをご持参ください
※2019年2月20日（水）、3月20日（水）はシルバーデーにより、65歳以上の方は無料。当日は混雑が予想されます。
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奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド
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